2009/06/30

時分の花

920分起床。まだ精神的な疲れが残っている。551の肉まんとコーヒーで朝食。jを服用。10分ほど遅刻して出社。昼過ぎまで入力のお仕事。

昼食はマクドナルドにて『思想地図 アーキテクチャ特集』を読みつつ。30年間という、短くはない男の生涯において、はじめてビッグマックを食べた。意外にパサパサした食感。はたしてマックの椅子は硬く設計されており、巻頭シンポジウムを読み終えたところで休憩時間は終了となる。

それにしても、20年前(90年代)から言っていることが何も変わらない浅田彰の物悲しさは一体どうしたことだろう。磯崎新の貪欲さ(これこそポストモダンの雑食性だ)と比較して、態度の違いばかりが際立つ。宇野常寛の問題構成は、俺と同世代というのが痛いほどわかる懐かしい構図(「棲み分ける批評」とか)に終始しているが、この構図からは事件は生まれまい。残念だが、彼は時分の花だと思う(いや、吉本隆明のような実存的人物として、時分の花を咲かせ続ける可能性もある)。いずれにしても、状況は完全に東浩紀の一人勝ちですね。東氏にしてみたら、現状は退屈で仕方ないのではないか。


午後、山本現代でchim↑pom展。そういえば杉本博司の事務所も同じ建物なんだな。展覧会は意外と力作ではないだろうか。こちらも時分の花を咲かせ続けるかどうか。


しかし今日は疲労度が濃い。首のリンパが痛む。蒸し暑い天候のせいもあるのかもしれない……さっくり帰宅することにする。帰りの電車で石川九楊『書と日本人』。ガールフレンドと駅で待ち合わせてスーパーに寄って帰宅。俺は速攻で寝込む。夕飯は彼女が作ってくれた塩焼そばとタコのマリネ。どっちもメチャ美味。ビール2本。食後は二人でおしゃべりしたり、ゆっくり過ごす。

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