2010/12/30

暗闇に寄り添う

7時半起床。菓子パンをかじって、眠っているガールフレンドに声をかけてから、家を出る。東京駅からひかりで京都へ。のぞみと違ってひかりはWi-Fi環境も整っていないため仕事ができない。ずっと眠りつづけてしまった。もう、ここ二週間ほど、寝ても寝ても眠い状態が続いている。

京都から湖西線で今年も別荘へ。今日は一人で過ごすのだ。外はちらほら雪が舞っている。
さっそく床暖房を入れ、湯を沸かしてお茶を飲み、お風呂に入ろうとするも、肝心のガスが点かない。しかもソフトバンクの電波が届かない地域のため、その場でガス屋に電話ができず、さらにはWi-Fiのパスワードを聞き忘れたためインターネットも繋がらない三重苦に陥り、自動車で街まで下りるハメに。2時間ほどひもじい状態が続く。ガスとインターネットがつながってからは、ガールフレンドとスカイプしたりして快適に過ごす。が、おかげで、持ってきた仕事にまったく手が着かなかった。
夕方、自動車で街まで下りて買い出し。明日の鍋は牡蠣と鱈にしよう。今晩は蜆の味噌汁にしようと思っていたのだが、冷蔵庫に入っていた味噌を溶いたところで、それが一年前のものだったことに気づいた。別荘はこういうことがあるから嫌だ。というか、今日はこんなことばかりだ。結局、かきあげうどんで済ますことに。

食後、眠気を覚まそうとお風呂に入る。井戸水なのでお湯が柔らかく、中毒疹が少し引いたような気がする。しかし、かえって睡魔が強まったので、20時半から22時半まで眠る。別荘に来ると、こんなふうに時間の過ごし方が変わるのだ。からだが、真っ暗闇の夜の時間に寄り添おうとしているのだと思う。
その後は今年残したままの仕事をしたり、Twitterに溜めていた日記をブログに移す作業をしたり。そうだった、またもや忘れていたが、俺はこういう時間を作りたかったのだ。