2011/11/06

成功した料理

5時頃、友人から電話が入っていたことに気づき、コールバック。いろいろと悩みを聞く。6時半頃に起床。朝食は玄米、納豆、わかめスープ、バナナ。寝違えたのか、背中の左側と右肩、首の右側に激痛が走るので、ちょっと二度寝。仙台出張のため、9時半に家を出る。上野駅のecuteにある書店で『料理通信』を見つけるが、11月の最新号「新、フランス惣菜」だった。そうか、前号が見つからなかったのは返品のためだったか。『リアルワインガイド』の旨安ワイン特集と一緒に購入し、新幹線に乗る。いつのまにか上野駅構内の店が充実していたことに驚いた。
仕事を終えたあと、仙台市博物館に寄ってからそそくさと東京へ戻る(平安時代の仏像、最高だった)。何度か仙台に通っているが、なんというか、いまだにこの街の面白みがよくわからない。個人的なヒットは賣茶翁の羊羹くらいだろうか。新幹線の中でさぼてんのかつサンドを食す。
ワイン雑誌購入で盛り上がっていたので、最寄駅の酒屋でchateau Penin grande selection 2007を購入し帰宅。1980円なり。キャロット・ラペ(ニンジンの千切サラダ)、ウーシャンジースー(鶏肉、ニラ、もやしの炒め物)を作って食す。ああ、最高に旨い。けっこうひさびさに料理に成功した感じがした。ああ、それと──実際にお弁当をつくるかどうかは別にして──実験として、お弁当用におかずを残してみた。
食後、『リアルワインガイド』で薦められていた「旨安ワイン」なるものを1万円分購入してからガールフレンドとSkype。ひさしぶりに動くガールフレンドを見た。
ところで、背中と首の痛みが全然取れないので、明日は時間を作って鍼灸に行こうかなと思っています。

2011/11/05

知ったところでたいして役に立つとも思えぬ話も少なからずある

10時ごろ、宅急便に起こされる。起きたついでに、ガールフレンドからお願いされていた捜し物をして、もう一度眠る。
14時ごろ、あらためて起床。中華粥、お味噌汁でブランチ。シャワーを浴びてから清澄白河へ散歩に出かける。東京都現代美術館のブルームバーグ・パヴィリオン(狩野哲郎「自然の設計」)、無人島プロダクション(八木良太「高次からの眺め」)を覗く。前者は×、後者は◎。ヴィジョン、コンセプト、完成度、のいずれにおいても。古本屋でアテナイオス『食卓の賢人たち』(岩波文庫)、獅子文六『私の食べ歩き』(中公文庫)を購入。最寄り駅でスーパーに寄ってから帰宅。夕食は、買ってきたコロッケ、中華粥の残り、お味噌汁、きんぴらゴボウ。昨日借りてきた膨大な量のCDの中から、Lizzy Mercier Desclouxを5枚、Don Armando's 2nd Ave Rhumba Band、Cristinaの2枚をリッピング。つまりぜんぶZE Recordsのもの。15分ほど仮眠をとったのち、キッチン、リヴィングをきれいに掃除した。

購入した『食卓の賢人たち』、カバーの紹介文に編集者の個人的な意見が入っているのが面白い。
舞台は2世紀頃のローマ。次々と出される料理を楽しみながら、その材料や料理法や食器や食べ方等々について、宴に招かれた客たちが競って薀蓄を披露する。知ったところでたいして役に立つとも思えぬ話も少なからずあるが、しかし無類に面白い。この奇書の著者については、その名アテナイオス以外、ほとんど何も分っていない。

2011/11/04

予定が狂った日

8時半起床。速攻で着替えて9時に家を出る。午前は超重要な会議の日──と思っていたのだが、会議はイレギュラーにも午後に変更になっていたことを出社直後に知った。予定を変更し、四谷でブランチ後、新プロジェクト「日吉」のクライアント宅にお邪魔し、構成を練ることにする。帰社後、その「日吉」に関する重要な会議。困難を予想していたのだが、あっさりすぎるほどあっさり通ってしまった。おそらく驚きが顔に出てしまっていただろう。こんなこともあるのだ。
その後は発送やらメールやらをこなし、18時に青山スパイラルへ。O氏に長らく借りていた資料を返却し、青山ブックセンター(ここにも『料理通信』11月号は置いてなかった)で湯浅学『音楽が降りてくる』(河出書房新社)、『音盤時代』、買いそびれていた『BRUTUS』の「イームズ」特集、『考える人』の「考える料理」特集を購入。高田馬場に移動し、プロジェクト「ノア」を無事に終えたばかりのスタッフと軽く飲むつもりが終電を逃して午前5時まで。しかも電車で寝てしまい、帰宅は6時すぎとなった。一日を通して、予定がいろいろと狂った。途中、海外にいるガールフレンドから電話。捜し物を見つけて送ってほしいとのこと。

2011/11/03

お弁当づくりへの布石

祝日。15時ごろ起床。禁煙からちょうど一週間、これまでで一番危ない場面であった昨日の飲み会を無事に終えたので、一日おとなしくやり過ごす。ブランチは「出前一丁」醤油味。掃除・洗濯をしたほかはベッドで寝たきり。『料理通信』の最新号がバル特集であることを知り、夕刻にわざわざ秋葉原まで出向いたが三省堂、有隣堂、ともに置いていなかった。仕方がないのでそのまま散歩し、夜な夜な若人が時分の花を咲かすというMograの場所を確認したりしながら帰宅。夕食は、玄米、じゃがいもとたまねぎのお味噌汁、きんぴら牛蒡、オクラ納豆、鶏肉と長ネギの中華風炒め。さらに、玄米を12時間浸水でタイマー・セット、残りの鶏肉を紹興酒で熟成させる作業。近々お弁当づくりにチャレンジしたいので、その仕込みのつもりである。だんだん気分が乗ってきて、近所の図書館を検索し、お弁当レシピ本を大量に取り寄せた。

2011/11/02

ショーケン

9時頃起床。昨日に続き、国会図書館に寄って資料のコピー。外苑前で昼食の味噌ラーメンを食べてから出社。16時、齢50とは思えぬ美貌の女性と、外苑前でプロジェクト「渋谷」の打ち合わせ。その後、プロジェクト「岳」の打ち上げ兼トーク・イヴェントに直行。プロジェクト・リーダーの発案による恣意的な人選に不満が残ったが、結果としては文字通りAll Rightな催しであった。というか、結果オーライであったことはその後のTwitterなどの感想からわかったのであって、現場にいた身としてはハラハラし通しであった。おそらく俺は、こういう時にガッチリ仕上げたいという「病」にあるのだろう。もう少し、他人が情動的、あるいは無意識的に動くことに対して寛容にならねばなるまい(とあとで思うことが多い)。もう充分に大人なのに、俺はこういうことが赦せない神経質さがある。結局、打ち上げで朝方まで萩原健一のビデオを見ながら爆笑したりして、5時半にタクシーで帰宅。

2011/11/01

見送りの日

朝方、ガールフレンドが海外に旅立っていった。ほとんど目が冷めないまま玄関まで見送る。駅までも送ってやれず申しわけない! 
昼食はフレッシュネスバーガーだったか。
夕方頃から国会図書館へ。その前に、これからニューヨークへ行くという、お世話になった人へ電話でごあいさつ。今日は見送りの日だな。クリーニング店でプレスしたパンツなどを受け取って帰宅。ひさびさの一人暮らしということで、近所のスーパーで買い出し。普段だったら買わないような即席ラーメン(サッポロ一番塩ラーメン最高!)やカップスープの素、チョコレートなども買い込む。夕食はめんどうなのでうどんで済ませる。「アメトーーク!」を見ながら。禁煙4日目でキツいので、一人寝のいい機だと考え、日が変わらぬうちに就寝。