2011/11/05

知ったところでたいして役に立つとも思えぬ話も少なからずある

10時ごろ、宅急便に起こされる。起きたついでに、ガールフレンドからお願いされていた捜し物をして、もう一度眠る。
14時ごろ、あらためて起床。中華粥、お味噌汁でブランチ。シャワーを浴びてから清澄白河へ散歩に出かける。東京都現代美術館のブルームバーグ・パヴィリオン(狩野哲郎「自然の設計」)、無人島プロダクション(八木良太「高次からの眺め」)を覗く。前者は×、後者は◎。ヴィジョン、コンセプト、完成度、のいずれにおいても。古本屋でアテナイオス『食卓の賢人たち』(岩波文庫)、獅子文六『私の食べ歩き』(中公文庫)を購入。最寄り駅でスーパーに寄ってから帰宅。夕食は、買ってきたコロッケ、中華粥の残り、お味噌汁、きんぴらゴボウ。昨日借りてきた膨大な量のCDの中から、Lizzy Mercier Desclouxを5枚、Don Armando's 2nd Ave Rhumba Band、Cristinaの2枚をリッピング。つまりぜんぶZE Recordsのもの。15分ほど仮眠をとったのち、キッチン、リヴィングをきれいに掃除した。

購入した『食卓の賢人たち』、カバーの紹介文に編集者の個人的な意見が入っているのが面白い。
舞台は2世紀頃のローマ。次々と出される料理を楽しみながら、その材料や料理法や食器や食べ方等々について、宴に招かれた客たちが競って薀蓄を披露する。知ったところでたいして役に立つとも思えぬ話も少なからずあるが、しかし無類に面白い。この奇書の著者については、その名アテナイオス以外、ほとんど何も分っていない。

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