2009/06/28

モルヒネと551

9時半頃起床。母が病院を出たがってたいへん錯乱した、との連絡が父から入る。コーヒーを淹れて、新聞を読んで、まずは帰りの準備をまとめる。

父が仕事を抜けて迎えに来てくれたので、弟と二人、父の車で病院まで。病室には祖母も来ていた。母は印象としては落ち着いていて、ベッドではなくソファに座っていたりと元気そうなので、とりあえずは安心する。が、身体的に元気になれば精神的な不満も募るわけで、邪悪な目をして病院と医者への不満を述べ出すと止まらなくなる。祖母は途中で帰宅。母は「信じてはもらえないかもしれないけど」と前置きし、夢と現実、死と生がごっちゃになった話をしはじめ、俺はかなりショックを受ける。まだ身体がモルヒネに慣れていないためだろう。ベッドでマッサージをしてあげるとすやすや寝てしまった。

病院の近所のうどん屋で昼食。関西に来たからには、一度はうどんを食べて帰りたいものだ。

病室に戻ると、東京から叔母夫婦が来てくれていた。いつのまにか、母の話も常識的な範囲に戻っている。自分の美学を強烈にもっている人だから、姉に醜態は見せられないと感じたのだろう。

15時頃、病院を後にする。新大阪駅551でガールフレンドへのおみやげを買い、東京に戻る。新幹線内で『ツール100話』『シータ脳を作る』読了。前者は最高に面白い。後者は最悪に役に立たない。ビール2本、チップスター食って爆睡。

帰宅後、気持ちが落ち着かず、ベッドでギターを掻き鳴らしたり、自分でもとまどうほど異常な感じ。気が張っている。夕飯はコンビニ弁当で済ます。ガールフレンドが打ち合わせから帰宅し、やっと安心する。

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