2009/06/18

光の曼荼羅

9時30分起床。ガールフレンドが作ってくれた目玉焼き+ベーコン、玄米、お味噌汁の朝食を食べて出社。お仕事。昼食はコンビニで買ったおにぎり3個とお茶を公園で。これで500円するんだったら、やっぱり家で作って持って行ったほうがいいかも。
帰宅後、ベッドで本を読んでいて、1時間半ほどトロトロと昼寝してしまう。いつものパターン。ベッドで本を読むのがいけないのである。
夕飯は、昨日買ったニラでニラ玉あんかけ作り、じゃがいもとたまねぎのお味噌汁、玄米と一緒に。

安藤礼二『光の曼荼羅』読了。あいかわらず文章の書き方がくどいが、内容はとても面白く読んだ。タイトルからイスラームなどの話(たとえば井筒俊彦論とか)かと予想(というより期待)していたのだが、『神々の闘争』に続く正統文芸評論集だった。最近、ある必要から「自ずから光るもの」としての神というテーマを追っており、その参考にと思っていたが、いくつか重要なインスピレーションをもらったものの、その点ではちょっと期待はずれ(手前勝手な話です)。ただ、すべてを『死者の書』に一元化していくその手腕は圧巻であり、非常に引き込まれる。岡野弘彦『折口信夫伝』(中央公論新社)をところどころ参照しながらの読書だったので、思わぬ時間がかかる。というか、富岡多恵子先生の『
迢空ノート』(岩波書店)買わねば……不勉強でした。
折口はマルチ・メディアの作家なのです。この場合、メディアには霊界との媒介者である霊媒(medium)の意味も濃厚に含まれています。(『光の曼荼羅』p.328)

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