2009/06/17

池田亮司

940分起床。ガールフレンドが作ってくれたお味噌汁と玄米、角煮で朝食。昨晩飲んだSが効いているのか、フラフラ。あまりなことで、二度寝してしまう。1320分起床。jは飲み忘れた。

コンビニで買ったおにぎりを食べて池田亮司「+/-」展を見に現代美術館へ。これぞ美学!──一昔前の、であるが。90年代後半は相当衝撃だったのになあ。最後の部屋にあるCD、ここ最近の2、3作以外はほとんど持っていることに気づく。ファンだったんだ、俺……。

常設展は「近代日本における芸術と工芸」というテーマを(意図せざるかたちで)提示しているように見える。田幡浩一などの「若手アーティスト」の作品を見ると、めちゃくちゃセンスのいい「工芸品」だとしみじみ思う──それが芸術たりえているかどうかは別として。1階の展示が黒田清輝で終わることで、不思議なことに、洋画の時代から「近代」「日本」「美術」が苦しみ続けてきたテーマ──そして、その苦しみを、20世紀末の日本人があっけらかんと捨てたさま──が見事に読み取れてしまうのだ。それにしても、名和晃平はいいなあ。

常設展から出ると、池田展に入っていく後藤繁雄や小林康夫といった腐れ外道集団(失礼!)とすれ違う。ファースト・インプレッションから腹が黒々しいオジサマ方。なんだか得した気分。その後はお仕事。安藤礼二『光の曼荼羅』を2/3ほど読む。感想は後日。

帰宅後、ガールフレンドとスーパーへ買い物。角煮、トマトのサラダ、お味噌汁で食事。『ツインピークス』(ローラの父親の葬式の回)を見ながらビールを4本ほど空ける。

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