2009/08/15

力尽きたアブラゼミ

10時起床。テレビのニュースで山城新伍、レス・ポールの死を知る。今年は多いなー。

ガールフレンドは朝から仕事へ。俺はホテル近所のチョコクロでトンカツバーガーとカフェオレを食べたあと、ヨドバシカメラで8GSDカードを買ったり(3000円!)、ギャラリーをまわったり。右翼の街宣車がワーワー言ってるのを聞いて、今日が815日であることに気付く。


ガールフレンドは直接的にパフォーマティヴな技術を求めているのかな。おそらく、何か今までとは違うやり方を、極端なかたちで模索しているのだろう。説明しがたい謎を解き明かす、というより、説明したくないという思い自体を行動に託しているのかもしれない。いずれにせよ、見ていてほほえましいのと、ハラハラするのと、半分ずつ。

それにしても、思えば「蛮勇」や「冒険」といった振る舞いは、いまや公然と発揮することが憚られるものになってしまった。それは仕事においても生き方においても同じこと。つまらぬ確実性が求められ、評価される。だからこそ、不確実であることができるのは、それ自体、才能なのだと思う。


その後、琵琶湖西の山奥にある両親の別荘に向かう。ここからが多難であった。

最寄駅で降りて、別荘用に停めてある軽自動車に乗ると、バッテリーが上がっている。ガソリンスタンドの兄さんに来てもらって一度は直ったのだが、スーパーマーケットに寄るため車を止めたら、また上がってしまった。結局バッテリー交換しなければならず、9000円払って交換する。

で、そのおかげでスイスイ走って別荘に到着。2人とも疲れ果てているので、とりあえずお風呂に入ろうということになったのだが、お湯が出ない。リンナイガス器具に連絡すると、本日の業務はすでに終了。近所の温泉も営業時間が終わりに近づいている。地下水を直接汲んでいるので、冷たくてシャワーすら浴びれない。今日は泣く泣くお風呂をあきらめて、濡れタオルで体を拭く。

で、ガスの故障の原因を究明しようとインターネットに繋ごうとすると、ワイファイが壊れている模様…。どうやらCD-Romから再インストールせねばならぬようで、ここで、今日は何をしてもダメなのだとあきらめた。一息つこうとデッキでビールを飲んでいると、極め付けに、鳴きながらフラフラと飛んできたアブラゼミが、わざわざ俺の目の前で力尽きたのだった。アホ〜。

疲れているし静かだしやることないし真っ暗だし、で、22時に就寝。夕食はスーパーで買った寿司。ビール2本。

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