2009/10/11

完全に飲み過ぎ。

10時起床。よく寝た!  前日疲れ果てて入れなかったので、今朝、お風呂に入る。

で、これまでお仕事で手が回らなかったガールフレンドが、ひさびさに料理をしてくれる。わーい。昨日作ったトマトソースを使って、なすとベーコンのパスタ。おいしかったです。

食後、二人で御徒町まで散歩。おなかが減ったので、俺はコンビニでお惣菜パンを購入。彼女は仕事。

で、友人が企画したイヴェントへ移動。全体的にゆるーい感じで面白かった。終了後、さんまを焼いて食べたり。ビール7本くらい飲んだのかな。で、中華料理屋に移動して、さらにたらふく食べる。生ビール2杯。完全に飲み過ぎ。昨日に続き、タクシーで帰宅。

2009/10/10

トマトソース

ガールフレンドにつられて9時起床。
彼女を見送って、俺は掃除など。ちょっとした模様替えでパソコンを窓際に移動。うーむ、素晴らしい定位置なんじゃなかろうか。作業をしながら、あきれたぼういず『ぼういず伝説』、V.A.『よみがえる自作朗読の世界』、トニー谷『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』などといった日本のアーカイヴ音源をiTunesに入れる作業。で、その中の『お笑い百貨事典 昭和元年~11年 大不況から戦争、暗い世相が笑いを求める』中の花菱アチャコ・横山エンタツの音源を聴いて、なんというか、その「あまりに庶民的な差別発言」にちょっと気が滅入る。まあ、「貴重な資料なので、時代背景を鑑みて大目に見て……」といったところなんだろうけれどね。こういうところで小市民的なんだよな、俺。他に書架の整理。不要な本を玄関にまとめる。
冷蔵庫に残っていたトマト2個、昨日買ってきたトマトの水煮缶があったので、にんにくとたまねぎを細かく刻んで、1時間以上弱火にかけてじっくりとトマトの水分を飛ばす。トマトソースのできあがり。2/3は冷凍し、残りをバジルペースト、なすとで合える。うーむ、うまい。ジノリの皿が欲しい。
夕方、御徒町に出かける。ガールフレンドと待ち合わせ。他にも友人らと中華料理屋でしこたま飲む。深夜、タクシーで帰宅。

そういえば、今日はシャンビリがあまりなかった。1週間で抜けたかも?

ゼロ(ゼロ)問題

930日、タイトルとともにURLを変更した途端、アクセスがまったくなくなってしまった……

まあ、別にそれでもいいんだけれど、ちょうどのその日に熱っぽく書いたものがまったく読まれてないのが寂しいので、その文章だけ、ちょっと付け足して再アップしておくことにします。他は日々の日記なので、どうでもいいです。

内容は、佐々木敦『ニッポンの思想』に関する3投目の文章です。『ニッポンの思想』という本は、俺にとって、なぜか絡みたくなる本です。なんでだろ。意外と問題提起的だったということです。

ちなみに、1投目はこちら2投目はこちらにあります。以下に再録する文章は1投目の追記として、930日に書きました。

それでは、どうぞ!



09.09.30追記】


えー、もう一つ、重要だと思われるポイントを。

上の日記〔1投目のこと〕で、俺は意識的に「ゼロ年代」と「2000年代」という書き方を併用したのだが、それは「ゼロ年代」という呼称への距離感があるからだ。この呼称が出てきたのは、せいぜい2000年代半ばではなかったか(調べてないのであくまで印象論でしかないが)。それまでの表記はまさに「2000年代」、あるいはサブカルチャー界隈(?)では「00年代」と書いて「ゼロゼロ年代」と読むことのほうが多かったように思う。

実際、「ゼロゼロ年代」と「ゼロ年代」とのあいだにある断絶は大きい。この断絶は「サブカル」と「オタク」の断絶と言い換えても通じる性質のものだ。

例えば、後者(オタク)の自意識から出現した宇野常寛が、前者(サブカル……の自意識を持っているかどうかは不明だが)の代表的存在である中原昌也や柳下毅一郎に対して敵意を剝き出しにしていることに、それは象徴される(ああ、どうでもいい例えだ……)。

あるいは、『ユリイカ』2005年増刊号にて「オタクvsサブカル」というそのまんまな特集があったが、その編者の一人であるばるぼらが、「サブカル(=ゼロゼロ年代)」的なネタを「オタク(=ゼロ年代)」的メンタリティでもって更新する、若手批評家としては圧倒的に特異な仕事を始めていることも、この流れのうちにあると言える(例えば『NYLON100%──80年代渋谷ポップ・カルチャーの源流』アスペクト、を見よ)。

と、ここまで書いてハッとしたのだが、そういえば『スタジオボイス』の最終号が「どこよりも早いゼロ年代特集」というふれこみだったはず……と思って確認してみたところ、さすが! 意識的なのか無意識的なのか、メインテーマは「どこよりも早いゼロ年代ソウカツ!」とオタクの時流に合わせ(軍門に下り?)つつ、サブテーマは「追憶の00s」とサブカルの矜持を保つ表記を遺しているではないか!

やはり、ここ10年のあいだで起こったサブカルとオタクとの仁義なき戦い、あるいは「サブカルからオタクへ」というサブカルチャーの重心移動が、この「ゼロゼロ年代からゼロ年代へ」という表記に深く刻まれていると言わねばなるまい。


……と、ここまでは前書き。

さて、そこで俺が言いたいことは、

(1) こういうことのほうが「テン年代」なんてことより重要な問題なんじゃないの?

(2) 佐々木敦という人は、そういう意味では自他ともに認めるゼロゼロ年代の代表的人物じゃなかったっけ? この表記の変化に対する態度に、佐々木のスタンスの変化自体も見てとれるのではないか──

という、まあ、それ自体はくだらないお話なのだった。

ただ、「ゼロ(ゼロ)問題」は、上に書いた『ニッポンの思想』の歴史観への違和にも関わる問題だと思われるので、この項に追記しておくことにします。「オタク」と「サブカル」のあいだには、「絶対安全」ではない、深くて暗い河がある……

で、あくまでコンスタティヴに書かれた『ニッポンの思想』では、自身の態度は棚に置かれていたわけだが、自身の立場は新著で解明されることになるのだろうか……

<了>

2009/10/09

暴走する脳

8時45分起床。む〜、せっかく早寝したのだから、もうちょっと早く起きれないものか。だが、まあよい。とにかくベランダに出て朝日を浴びる。これ、早起きの基本らしいから。
漢方を飲んだあと、朝食はガールフレンドと一緒に。玄米、納豆、豆腐のお味噌汁、ベーコンエッグ。コーネリアス『Sensuous』を聴きながら(朝っぽい音楽だよね)。

家を出てしばらくすると、シャンビリがひどくなる。歩いていて、起こる回数がいままでで一番多い。さらに家ではおなかを下し、電車内では吐き気がする。ただし、これらの症状がシャンビリと関係しているのかは不明。そういえば、今日でちょうど断薬1週間だ。

体調は悪いが、アタマのなかが透明度を増してきているのはたしかである。坪井秀人『声の祝祭』(名古屋大学出版会)を読み始める。内容は、録音(アルシーヴ)についての近代詩(エクリチュール)からのアプローチ、あるいは「声に出して読みたい日本語」。これからしばらく戦前の録音物を攻めるつもりなので、その資料として。

出社後、資料調べ、総務と打ち合わせ、プロジェクトの試算など。

昼食は近所のカフェで海老のカレー。850円なり。


午後は工作、打ち合わせ2本。久しぶりの人々に会えてちょっと興奮。アタマがクラクラしてきたので定時退社。最寄駅で降りてスーパーに寄る途中、院長先生が受付の女性とタクシーに乗る瞬間を目撃。ほーぅ、夫婦なのかな……。シャンビリについて訴えればよかった。あー、調子ワル……。

よせばいいのに、帰宅後、ぶっとおしでインターネットをしてしまう。まずい、アタマが変になりそう。1人なので、夕食はコンビニ弁当で済ます。食べおわって、気づけば22時。昨日だったらすでにベッドに入っていた時間。早起き生活に変えようと決断したばかりなのに……。さらに少しだけネットをして、お風呂に入って身仕度したら、ちょうど0時になった。

ベッドに入って明かりを消して、しばらくからだの様子を観察してみる。なんというか、シャンビリとはまた違った、ハイパーな動悸がする感じである。ある種の興奮状態。と、ここでようやく理解した。ちょうどjを服用しはじめたときのように、脳が暴走して自己主張をしているのだった。

2009/10/08

Winnyと早起き

10時半起床。台風一過、あっけなく。体調はけっこうなシャンビリ。低気圧も関係するのかな。
ガールフレンドとブランチ。長ネギ+みょうが+おくらのうどん(オーストラリアの小麦粉で打った饂飩)。ガールフレンドが片手間に、昨日届いたバジルの葉でジェノヴェーゼソースを作る。
ガールフレンドと一緒に家を出て、俺は図書館へ行って、家に帰って、寝てしまう……14時から16時まで。起きてインターネット。「探偵!ナイトスクープ」「ラインバッハ」の回で思わず涙したり、「エーアイアイ」の回で驚いたり。ダメダメな生活。
winny開発者が無罪とのことだが、順当であろう。以前、金子勇氏の講演を観にいったことがあるのだが、そのときにWinny問題の要点をようやく理解できた。ここは一つ、その頃から熱心にWinnyを擁護していたと思われる濱野智史の解説を読んでみたい。

夕食は1人なのであっさり。ジェノヴェーゼ、トーフとミョーガのミソスープ。メアリー・ホプキン『Those Were The Days』を聴きながら。
それにしても本当に調子が悪い。からだをどうにかしないと、精神がどうにもならない。
ということで、湯船につかりながら図書館で借りてきた「早起き関連本」(笑)を3冊ほど読みあさり、10時半にはベッドに入ることにした。よって、本日の起床時間は12時間。これからしばらく早起き研究を続けます。

2009/10/07

崩壊の調べ

あまり眠れず。11時起床。ガールフレンドとちょっとした諍いになる。

朝食は玄米と納豆、豆腐とわかめのお味噌汁。ガールフレンドが乾燥機にかけてくれた洗濯物をたたむ。

今日もシャンビリ。「銀紙を奥歯で嚙んだような感じが身体を駆け抜ける」と言えば、健常者にもその不快さが理解していただけるだろうか。だが、そろそろ気合い入れなくては。からだに鞭打って、図書館から「早起き本」をいくつか取り寄せる。

出勤電車内で内田魯庵著、山口昌男+坪内祐三編『魯庵の明治』(講談社文芸文庫)より「下谷広小路」を。ご近所研究のためだったのだが、俺はいまこそ『内田魯庵山脈』を読むべきかもしれない、などと考える。次いでゲルハルト・リヒター『写真論/絵画論』(清水穣訳、淡交社)を途中まで。リヒターについてはいずれ書く。

出社後、事務作業中心。試算、出勤簿の提出など。他にいくつか重要なメールを書く。机の上の片付けをして、定時に退社。

帰りの電車で『日本経済新聞』。ドル基軸崩壊の序曲を微かに聴く。

スーパーに寄って帰宅。出来合いのコロッケサンドを食べながら肉じゃがを作っていると、滋賀に遊んでいた父より、野菜の贈り物が届いた。

ガールフレンドの帰宅後、2人で肉じゃが、きゅうりの浅漬け、お味噌汁を食す。ビール2缶。BGMは『Jet Lag 4: Cuban Dance Music 1940’s1950’s』。なかなかのコンピレーションです。食後、伊勢湾以来最大級という台風に備えて、ベランダの植物を避難させるついでにデッキブラシをかける。台風ということで、ちょっと気分が上がっている。


夜、眠れなかったため、3時まであちこちに書いた日記を整理する。会社を休むハメになった今年の3月からこのブログを始めるまでの軌跡がほとんどがわかる。実は筆まめだったんだな、俺。

読んで、ハッとすること多々あり。とにかく、半年前から比べて体調は格段に良くなっていることがわかり、安心した。


ギー・ドゥボール

山形国際ドキュメンタリー映画際のギー・ドゥボール特集、行きたいな。
日仏学院でもちょっとやるようだけれど、余計なプログラムが挟まってるしなあ。

あと、本日、根津美術館がリニューアル・オープンだ。