2009/07/15

東尾理子と石田純一、ネオテニー・ジャパン、ウィンターガーデン、三宅一生、みたままつり、ポニョ……


850分起床。マフィン、ベーコンエッグ、オニオンスープの朝食。j、ビタミン剤を服用。

東尾理子と石田純一のカップル誕生のニュースを知る。このようなことが現実になるなどと、20世紀末に誰が想像しえただろうか。あの、「賭け麻雀」で有名な東尾修の、あのうら若き娘が! われわれは確実に新しい時代を生きていると痛感する。


ガールフレンドといっしょに開館直後の上野の森美術館へ「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」展を見に。会場でLさんに偶然お会いする。素晴らしかったのは名和晃平、伊藤存、加藤泉あたりだろうか。もちろん会田誠《紐育空爆之図》は大傑作 鴻池はなんで人気あるんだろ?って感じ。今度、オペラシティで確かめなきゃ。

秋葉原で休憩後、原美術館でやっている似たような展覧会「ウィンターガーデン 日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」へ。こちらでは、泉太郎、田中功起、八木良太がすばらしい。この3人は本当にセンスがいいなー。もちろんChim↑Pom《イケてる人達みたい01》も、まあまあ良作! 國方真秀未とかいうひどいものまで展示されていたが、あれはいったいなんなのか。

両方の展覧会、「若手美術家の台頭」などという毎年のように語られるテーマより、「美術と工芸」という埃をかぶった問題を日本美術がいまだに解決できないでいることのほうに目が行く(この問題についてはこのあいだも書いたが)。この捩じれた問題にそれぞれの方法で肉薄していたのは、好き嫌いは別として、やはり村上隆(箱、屏風)、そして小沢剛(醤油画)、さらに前出の会田であった。この世代の充実っぷりはなんだろう。

代々木駅前の中華料理屋で冷やし中華。ひさしぶりにテレビでテレビ番組を見たのだけれど、なんと今や、中山秀征が山田邦子をロケで使う時代なんだな…。そしてゲストが元ミニスカポリス。これが昼の番組。20世紀末には想像しえなかった光景がここにもあった。


出社。三宅一生が被爆者だったことを告白、というニュースにいたく感動する。


定時で退社。ガールフレンドと待ち合わせて、靖国神社の「みたままつり」へ。はじめて行ったのだが(そして2度目はないが)、人が多くてびっくり。サーチライトで煌煌と照らされる大鳥居は、ラファエル=ロサノ・ヘメルの作品のよう。栃木から「在郷軍人会」みたいな老人どもが3台の観光バスで乗り付けて来たり、かなり異様なスペクタクルであった。「信仰の違い」からお参りは固辞。

神保町で中華料理を食べて帰宅。シャワーを浴びて、借りてきた『崖の上のポニョ』を今さら観る。これは……まごうことなき大傑作。生命の躍動そのもの。大感動で就寝。


それにしても、松原千明といい、長谷川理恵といい、東尾理子といい、石田純一は筋肉質な女が好みなんだな、となんだか大発見をしたような気になる。

2009/07/13

鴎外、クストリッツァ

1010分起床。バナナとコーヒー、昨日のスープの残り。もう一度、インターネットで昨日の都議会選挙の結果を一通りチェックしてから家を出る。ざまを見ろ、自民党。

『森鴎外全集3』(ちくま文庫)を読みながら通勤。「カズイスチカ」「妄想」とか、イヤな奴だが染みることを言う。

午前午後とお仕事。

昼はお弁当500円を近所の公園で。鴎外全集の続きを読みながら。

定時で退社。駅でガールフレンドと会い、いっしょに帰る。脛があせもっぽいので桃の葉ローション購入。シャワーを浴びて、さっそくバシャバシャつける。彼女が料理しているのを眺める。至福。わかめごはん、しめじとお豆腐のお味噌汁、焼き鮭、ほうれん草とブロッコリーのソテー、もずく酢。ふたりでビール4本。エミール・クストリッツァ『黒猫・白猫』を観ながら。そのあとは、彼女の仕事について話したりマッサージしあったり。

2009/07/12

選挙

12時50分起床。ガールフレンドは友人の結婚式に出かけているので、今日は一人。
青ネギを刻んでそうめんを食べる。
コンビニでアイスを2本買い食いし、選挙へ行った以外は外へ出ず。インターネット三昧で怠惰に過ごす。夕飯は……何を食べたっけな。
夜中、インターネット選挙速報を見て盛り上がる。

2009/07/11

夢で逢えたら

11時起床。youtubeで『夢で逢えたら』のコントを観ながら昼食の準備。たしか小学校5〜6年生の頃放映していて、一度も見逃さなかったのが自慢だった。いまだにとてつもなく面白い。清水ミチコの「みどり」、松本の「ガララニョロロ」最高。
そうめんを茹で、ネギ、大葉、オクラをきざんで薬味に。夏だなー。
冷房をつけて『ツインピークス』を観る。いよいよ狂ってきた。
出かける直前、ひどい頭痛が。薬を飲んで、ガールフレンドがマッサージをしてくれる。大学時代の友人たちと19時に池袋で待ち合わせ。しこたま飲む。楽しい酒。二次会からはガールフレンドも合流し、ソウル・バーで乾杯。
2時頃、タクシーで帰宅。したのかな。

2009/07/10

四万六千日


910分起床。玄米とお味噌汁、たまごやきの朝食。黒沢清『ドッペルゲンガー』を見てから出社。

会社には一瞬だけ滞在し、すぐに打ち合わせに出る。新宿。その後、Vacantにて開催中の「Zine's Mate」展をちらりと覗く。「オルタナティブ」やなー。ただし「アングラ」と違って、禍々しさがない。そして、この時代に本当に必要なのは、禍々しさなのだ。と切に思う。

いったん帰宅してから病院へ。診断はいつもどおり。今月いっぱいで辞められる先生に、次からどの医者にすればよいかを聞くと、あなたは誰でも大丈夫、そんなことで症状が悪くなることはないよ、と言われる。ま、それはそうだろうけどさ。

帰宅後、ガールフレンドと浅草寺へ四万六千日のお参りに。バス移動。彼女は浴衣姿、最高にキュート。浅草はすごい人だかり。お参り後、ビール飲んで焼そば食べて、縁起物ということで雷除けとほおずきを買って、近所の小料理屋にて食事。生ビール2杯、焼酎2杯。その後、バスに乗ってワインバーへ移動。赤白1杯ずつ飲んで帰宅。白はChateau De Cugat、赤はイタリアの……なんだっけな。飲み過ぎて沈没。


2009/07/09

粟津潔、デイヴィッド・ホックニー、安東次男

11時半起床。からだがダルい。こうして長引くのはまずいなあ。ガールフレンドがベッドでゴロゴロしながら『のだめカンタービレ』を読んでいるのを見て、羨ましくなる。そうめん、オクラ納豆でブランチ。

国際展示場TIBFへ。粟津潔『デザイン図絵』、デイヴィッド・ホックニー『Secret Knowledge』(以上、青幻社)、安東次男『風狂始末』(筑摩書房)。いずれも半額で買えた。ラッキー。人が多くてしんどくなった。18時に終了。Chim↑Pom展に行くつもりだったが、体調を考慮してやめにする(帰宅後、諸事情で延期になった旨メールが届いており、タイミングよかった)。

夕飯はピーマン、もやし、チンゲンサイ、豚肉の炒めもの(つまり冷蔵庫の整理)、オクラねぎ納豆、もずく酢、大根のお味噌汁、玄米。料理しながらエチゴビール1本。からだがバテ気味なので、早めにお風呂に入って、ベッドでゴロゴロ。ミシェル・セール『セールの世界』(法政大学出版)を読んでるうちに寝てしまう。ドゥルーズに関する記述を読んで、ちょっと元気が出た。


ジル・ドゥルーズに話を戻しましょう。彼は本当に、冗談でなく、つまはじきにされたのです。彼にたいしてわたしが送る最大の賛辞は、哲学的思考によって彼が本当に幸せになったということです。しんから心の澄んだ人になりました。言うなれば、模範的な人に。(p.58)

2009/07/08

あんにょんキムチ

10時起床。調子悪し。メロンパン、ベーコンとキャベツの炒めもの、コーヒー。jを服用。

ほんと、まったく疲れが取れない。これは夏を通して同じはずだから、今年は特に注意しないと体調に相当響くだろう。ガールフレンドと一緒に家を出る。出社前にモスでコーヒー飲みながら『神経言語プログラム』読了。俺の病気には、意外と役に立ちそう。

遅刻で出社。午前は依頼など。

昼食はまたモスに行ってホットチキンバーガーなる新商品を。『瀧口修造コレクション1』を読みながら。

午後はしばらく入力をして、新宿で打ち合わせ。で、終了。

ガールフレンドと待ち合わせてポレポレ東中野へ。松江哲明『あんにょんキムチ』『セックスと嘘とビデオテープとウソ』。正直、後者はガールフレンドと一緒に見るもんではないな(笑)。