2009/10/31

ダ・パンプあたりから

9時半起床。起きてすぐベランダの掃除をする。植え替えをしたままの多肉植物まわりの土をようやく掃いたらすっきりした。土を落とすためにお風呂に入る。これだけで、いつになく優雅な休日を過ごした気分になる。

図書館に本を返却に行くついでにスーパーに寄って、あさりを購入。宮城から届いたチンゲン菜を斜め切りして、一緒にバター醤油で蒸す。玄米、昨日作ったスープとともに食す。これはこれは……おいしい。ついでに大根とかぶの葉で漬物を作っておく。


その後、ガールフレンドとともにウォークインクローゼットの掃除。学生時代から集めてきたいろいろな資料をひさびさに混ぜ返す。うーむ、懐かしいもの多数。

ちなみに掃除中に聴いた音楽は、宮崎貴士『Astaire』、かえる目『惑星』、細野晴臣『Hosono House』、ホース『Hose II』、ベスト・ミュージック『Music For Supermarket』、ダ・パンプ『Da Best of Da Pump』、ジーン・カーン「If You Wanna Go Back」、V.A.『Journey Into Paradise: The Larry Levan Story』。ダ・パンプあたりから作業がはかどりはじめたのが、この履歴からもわかる。


横浜へ。梅田哲也+神村恵+Contact Gonzo+捩子ぴじん+堀尾寛太による「停電EXPO」を観る。今回のコラボレーションによって、自身の表現が発展しそうなのはContact Gonzoだと思う。真っ暗闇(停電)の中でのパフォーマンスは迫力を増していたし、それ以外の、普通に歩いたり片付けたりしているシーンが意外に魅力的であった。シチュエーションや小道具を使うだけで、これほど面白いものになるとは。これをきっかけに、さらにブレイクしてほしい!

馬車道で食事。焼酎5杯ほど。

藤幡正樹が男をあげた

今日は渋谷のクアトロにてPhew、前野健太、相対性理論、湯浅湾を観に行った。それはそれはすばらしいライヴだったのだが、その感想は後日あらためて書くとして、とりあえず今日オープンした「CREAM ヨコハマ国際映像祭2009」に関する速報を。

この芸術祭、準備期間中からディレクターについての悪評が漏れ聞こえていたが、ついにアーティストからの公式発言が飛び出した。
まあ最近のキュレーターには、アーティストを、あるいは美術自体を、自身の出世のための駒としか思っていないような輩が多く、もう美術ギョーカイはどうしようもないところまで来ているが(ま、そんなギョーカイなんて潰れてしまえばいいのだけれど)、俺が聞いた悪評などから察するに、華麗な経歴を誇るディレクター氏も同類だったということなのだろう。
話はとてもシンプルで、要は、アーティストとキュレーター、どちらも美術と殉じる気構えがあるかどうか、だ。
藤幡正樹は男をあげた、ととりあえずは言える。彼の作品、11月3日までは展示しているようなので、観に行かなければ。

2009/10/29

なぜブニュエルか

845分、郵便屋に起こされる。早すぎると思うけれど、とりあえず起きれたので、ありがとうございました。漢方を飲んで、朝食はトースト、オムレツ。

ブニュエル『公開禁止令』(フィルムアート)を読みながら出社。学生の頃に読んだのに、ぜんぜん内容を覚えていなかった。なぜブニュエルなのかは、言うまでもないだろうが、Rest In Peaceということです。

出社後はあくせく働く。膨大な量の資料づくりに追われる。

昼食はお弁当を公園で。今日くらいの涼しさが気持ちいいな。『公開禁止令』を読み続けるが、ぜんぜん進まない。

夕方、新しいプロジェクトの顔合わせ。うまくいった。そのまま飲みに流れる。生ビール8杯。また飲み過ぎた。お茶の水からタクシーで帰宅。疲れたー。


2009/10/28

私の唯一の願望

10時起床。また、だんだん起床時間が遅くなってきている。朝食は玄米、ニラと豆腐のお味噌汁、ベーコンエッグ、はくさいの浅漬け。伊豆にできた杉本博司の美術館についての備忘録。清水穣の論文がいいそうなので、入手しなければならない。

今日も『霊と女たち』を読みながら出社。自分にはテーマが重要すぎて、なかなか進まない。


昼食はイエローカレー。グリーンカレーを頼んだら品切れだったのでイエローにしたら、鍋の底に残っていたグリーンをおまけしてくれた。これはうれしい出会いだった。750円也。

長期の病欠により多大な迷惑をかけていたプロジェクトが再始動することに。みなさんがまた、暖かく迎え入れてくださったことに感謝。1時間ほど残業して退社。


今日の、というには重すぎる教訓

「私の唯一の願望は、平板で退屈な現実の向こうに、もう一つの想像力による世界があることを提示することだ」──カール・ドライヤー


ドライヤーの言うもう一つの世界を現物でどう存在させるか、それは俺のささやかな望みでもある。


夕食は1人なので簡単なものをと思い、ミニトマトとしめじ、ハーブをたっぷり使ったオムレツ。玄米、お味噌汁、はくさいの浅漬け。なぜ、こういう簡単な料理につくった料理はおいしいのだろう。

夜、久々にランニング。30分ほど。最近ちょっとふとったからね。

夜中、仕事を辞めてきたガールフレンドが帰宅。これまでおつかれさま。自家製梅酒で乾杯する。

2009/10/27

幸せな報告

915分起床。漢方を服用。朝食はトースト、イチゴジャム、ベーコンエッグ。

『霊と女たち』の続きを読みながら出社。

午前から午後まで4連続会議。どうなってるのだろか。

昼食はフレッシュネスバーガーにてチーズバーガー、ポテト、レッドジンガー。これで870円って高くない? ホントはストレートエッジな食生活にしたいのに、たまにこういうのが食べたくなる。人間だもの。

夕方まで入力作業をして、定時に退社。神保町に移動して、前の会社の上司とひさびさに会う。2年ぶりだろうか。日本酒4合。いろいろと幸せな報告が聞けました。

23時に帰宅。ガールフレンドとビール2缶。2時に就寝。

2009/10/26

惜しまれる男

1045分起床。ああ、酒が残っている。が、ウコンと胃薬の防衛力が効いているのか、大惨事〔ディザスター〕には到らず。お風呂にゆっくり浸かってからだをあたためる。漢方2種類を服用。

ブランチとして、駅前の立ち食い蕎麦屋にて月見そば260円也を食してから会社に向かう。杉浦勉『霊と女たち』(インスクリプト)を読みながら。

出社後、結局ディザスター。会社のトイレで2度ほどリバースするはめに……。落ち着いてから、サンドイッチとホットレモンを胃に入れる。打ち合わせ1本、入稿、地味な入力作業など。ほぼ定時に退社。

ガールフレンドと待ち合わせ、スーパーに寄って帰宅。

夕食は今年度初のお鍋。宮崎軍鶏を豆乳で食し、締めはうどん。ああ、おいしい。毎日鍋でもいいくらい。アンタッチャブルの漫才をYoutubeで見ながら。涙を流して笑いました。


ところで。

『霊と女たち』を読んで驚いた。昨年、杉浦勉氏が亡くなったのだという。俺はぜんぜん知らなかった。

あれは学生の頃だったろうか、俺は「キップ・ハンラハンを囲む飲み会」なるものの末席に連なる僥倖に浴したことがある。その席ではじめて杉浦さんとお会いし、以後も、3度ほど、お酒の席をご一緒させていただいた。

本書の巻末にキップが書いている。

惜しまれる男だ。ボルヘスの登場人物のようにエレガントで、バジェーホの詩のように複雑で、インファンテの本のようなユーモアの持ち主で、彼は、ぼくが日本を訪れ、彼に会うたびに、その旅をいっそう楽しいものにしてくれた。(…)彼のあれほどフォーマルな外見とマナー、仕事のしかた、それにとても静かでおかしみのある一面が、お酒が入ると、いっそうブリリアントで面白くスマートな教授の、友人の、詩人の、ファンの、仲間の顔へと変わってゆくのは、実にすてきだった。そして格式ばった堅苦しさが消えても、彼は決して、一度だって品位を失うことはなかった!

(訳=浜邦彦)

杉浦さんはいつも穏やかな、瀟酒な風貌で、切っ先鋭い知性を隠していた。酒場で、照れくさそうに笑いながら、娘さんのお話をされていたのを思い出した。

2009/10/23

衝撃の最終回

9時起床。眠気というか、疲れがとれず。1週間の疲労が出たのか、ここ2日間の飲み過ぎからか、からだの調子が悪いので、今日は会社を休むことにする。からだがとても冷えていて、おなかを下す。

朝食はトマトたまご。尊敬する米沢亜衣先生の『イタリア料理の本』(アノニマ・スタジオ)のレシピより。素朴なおいしさ。食後にみかん2個。ベッドで『プロゴルファー猿』(9-10巻)を読むうちに2時間ほど寝てしまう。

起きて、昼食。ガールフレンドが買ってきたえのきだけを湯がいて、ベーコン、しらすと和えて、バター風味のパスタを作る。食後にみかん2個。あ、そういえば今年度初のみかんだ。

図書館から借りてきたスタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』を観る。小学生以来です。だが、起きていると身体に障る感じがして、半分だけ観たところでまたベッドに戻って30分ほど眠る。


浅草行きのバス車内で坪内正『やさしいデッサン入門』(アトリエ出版社)。単なる実用書かと思いきや、認知論的(?)に書かれた意外な良書。ピカソとゴッホ、それぞれ9歳時のデッサンがうますぎる。

で、浅草にて「アジアン・ミーティング・フェスティヴァル 2009」を観る。このあいだの大友良英展のイヴェントに感動したので。

出演者の中では、とにかくOOIOOAyAさんとOLAibiさんがかっこよすぎた。

はじめて見た相対性理論は……いろいろな意味で「ええ?」って感じ。ただ、今回、実物のやくしまるえつこ嬢を観ることができたおかげで、相対性理論現象の何たるかがようやくわかりかけた気がする。それは、一言でいえば次のようなものである。


やくしまるえつこはかわいい、なぜなら「やくしまるえつこはかわいい」という話になっているからだ。


これ、嫌味で言っているんじゃなくて、客との共犯的な関係性についての象徴的な表現をしたつもりなのだけれど、わかりますかね。相対性理論に関しては30日のライヴも行く予定です。

今回のイヴェントは盛りだくさんすぎて、正直なところ、全体としてはよくわからなかった。ま、体調が良ければまた観てみようかな、近所だし。


からだが冷えたので、みそラーメンを食べて帰宅。

ソファでゴロゴロしながら『プロゴルファー猿』全巻読了。意外や意外、衝撃の最終回であった。これ、「猿」が「プロゴルファー」になるまでの話だったんだ! しかも、なぜか最後はどことなく悲劇的! ミスターXも出てこないし!