2009/11/07

部屋晴れし日

10時半起床。起きてすぐに仕事をするつもりだったが、ガールフレンドに懇願されて散歩に出る。スーツをクリーニングに出したり、花を買ったり、郵便局に行ったり。駅ビルのお蕎麦屋でブランチ。

帰宅後、AmazonでDVDを買う。「ベスト・ライブラリー」シリーズでゴダールばかり4本、4500円。『気狂いピエロ』はVHSでも持っているが、擦り切れちゃってるし。それにしてもこの安さ、どうかしている。


昼過ぎから、持って帰ってきた仕事をしはじめる(昨日の雑務の続き)。夕方までに切りのいいところで終える。続きはまた明日。

外出するガールフレンドを横目に、俺はちょっと大げさな掃除を。引越してから今まで手を付けておらず、部屋の隅で埃をかぶっていた雑誌類の段ボールを一気に整理する。14箱ほどあった段ボールが激減。部屋が晴れた。そのかわり今度は、捨てるべき雑誌が玄関脇に山積みになった。


ガールフレンドが帰宅。まいたけ、長ネギ、豚肉、ブロッコリーなどの中華炒めを作って食べる。お肉に下味をつけるだけで、格段においしい。今日は紹興酒と片栗粉。赤ワインをグラス1杯だけ。

2009/11/06

地味すぎる実作業

8時起床。漢方だけ飲んで、朝は断食(昨晩も飲みすぎたので)。

10時に出社して、いきなり会議。終わって、各方面に電話、メールなど。小腹が空いたので、ここでファストをブレイク。ツナのお惣菜パンを食べる。

その後、市ケ谷の喫茶店で打ち合わせ……というか地味すぎる実作業を15時から21時半まで延々と。地味なうえにアナログ、さらにアタマだけはやたらと使うので、たびたび意識障害のような状態になる。コンピュータって偉大だな。コーヒーを飲み過ぎてお腹がガバガバ、なんだか断続的に小腹が空いて、サンドウィッチを3回食べてしまった。

作業終了後、いったん会社に戻って、週末に家でするための仕事を揃えて22時半に退社。

帰宅すると、ガールフレンドがペンネを作ってくれていた。おいしいっ!

2009/11/05

気合い入れんとアカンわ

10時起床。最近また起きるのが遅くなっている。気合い入れないとアカンわ。漢方飲んで、朝は断食。電車で『アフロ・ディズニー』の続きを読む。

出社後、雑務を中心に。昼頃、新大久保で打ち合わせ。ファミレスでごはんを食べながら、プロジェクトの相談。だんだん中身が詰まってきた。

帰社後、打ち合わせの成果を書類に反映。この作業に予想以上の時間がかかり、もう一つの仕事が完全に明日に回された。大丈夫かな……と思うが、今日は予定があるので定時に退社。

御徒町で同業者と飲み会。2人で焼酎1本あける。だらしのない業界の現状に対して大いに気炎を揚げる、というノリだったのかもしれないが、基本的には静かに飲んだはず。

帰宅後、前野健太を熱唱しながらビール1缶。最近、本当に飲み過ぎ。からだ壊す前に止めなければ。

2009/11/04

どうでもよさそうな中華屋の、どうでもよさそうなチャーハン

12時起床。出社後、打ち合わせの資料づくりをしてから打ち合わせに出る。

昼食は、どうでもよさそうな中華屋でチャーハン。たまに、というにはあまりに頻繁にこの手のものを食べたくなるのはなんでだろう。

十二社にて打ち合わせ。帰りにワコー・ワークス・オブ・アートにてマイク・ケリー展を観る。エクトプラズムのシリーズが下らなくて良い。図録を購入する。

で、新宿のタワー・レコードに寄って、前野健太『さみしいだけ』と戸張大輔『ドラム』を購入。戸張、10年ぶりの2枚目に衝撃。最近、東京でライヴをやっていたらしいが、不覚にも知らなかった。この2枚、どちらもすばらしい!

菊地成孔+大谷能生『アフロ・ディズニー』を読みながら帰宅。

夜、ガールフレンドの友人が来訪。夕食は玄米、冬瓜のお味噌汁、タコのマリネ、かぶと大根のあんかけ煮、先週漬けた葉っぱの漬物。お酒は飲まず!

2009/11/03

われわれは何を話していたのか、すべて忘れてしまうね

10時15分起床。ガールフレンドが作ってくれたベーコン、小松菜とたまねぎのソテーを食べてから1人、ヨコハマ国際映像祭へ向かう。電車内でホンマタカシ『たのしい写真』読了。これ、ポストモダン派として、タイトルは『GS』ってことだったりするのだろうか(まさかね)。


さて、ヨコハマ国際映像祭だが、クリスチャン・マークレー、アーナウト・ミック、そしてテーマは90年代的だがアルフレッド・ジャー、山川冬樹あたりがすばらしかった。藤幡正樹のは、昔からやっているGPSの作品に音が付いたもので、この作品のためにわざわざ本気で怒ったとはとても思えず、まあ、やっぱり作品以前にいろいろあったのだろう。この件についてはディレクターが「緊急コメント」なるものを発表したが、30分という長尺の、まったく求心力のない映像を作ったところで、いったい誰が最後まで観るというのか。これが「映像祭」ディレクターの仕事なのだから、そのセンスには恐れ入る。

というか、本当は酒井隆史が出演する回のセッションに行きたかったのだが、遅刻したため残念ながら観られなかったのだった。


そのまま秋葉原へ。寒い。同業の偉大なる先輩とひさびさに飲む。熱燗4合に始まり、場所を移して焼酎をお湯割りで1瓶、さらに店を変えて生ビールを6杯ほど。明らかに飲み過ぎ。最後のほうは、何を話していたかほとんど覚えてない。タクシーで帰宅。

2009/11/02

コートにわくわく

午前の仕事は休み。12時半起床。よく眠ったおかげで、前日のお酒は残らず。シャワーを浴びて、菓子パンを食べて、会社に向かう。今日は寒い。春に買っておいたコートをおろして、ちょっとわくわく。電車の中で2日分の日記を書く。
午後、みっちり仕事。ほぼ定時に退社。電車の中でホンマタカシ『楽しい写真』(平凡社)を読みはじめる。

1人なので、夕食は簡単なもので済ませる。ネギラーメンを作って食す。その後、玄米を鮭フレークで。悲しい食卓。
食後、小津安二郎『小早川家の秋』(1961)を観る。父の葬儀のシーンを観て、昔の葬式はのんびりしていていいなあと感じた。今の葬式よりも、意味がないのがいい。で、そのあいだに挟まれる笠智衆と望月優子の会話がすごい。
──なあ、あんた。やっぱり誰か死んだんやわ。煙出とるわ。
──はあ……出とるなあ。
──じいさまやばあさまやったら大事ないけど、若い人やったらかわいそうやな。
──んー……けど、死んでも死んでも、後から後から順ぐり順ぐり生まれてくるわ。
──そうやなあ。ようでけとるわ。
ガールフレンドが帰宅。おなかが減ったと言ったら、ベーコンと小松菜のソテーを作ってくれた。今日は早めに寝るつもり。

2009/11/01

美術と工芸

10時半起床。東京に来ている父と連絡を取り合い、落ち合う場所を決める。昨日の掃除はこのためであった。念押しで、全部屋に掃除機をかける。

ガールフレンドと家を出て、最寄駅の改札で父と待ち合わせる。まずは蕎麦屋で食事。で、家に来て、大家さんに親の紹介を済ませる。部屋を見せたあと、コーヒーを飲んで談笑。ガールフレンドが外出するので、われわれも歩いて上野の博物館へ。「皇室の名宝──日本美の華[第一期]」展を観る。


たしかに目玉ではあり、しかも展示替え直前だったとはいえ、伊藤若冲の「動植綵絵」コーナーはあまりに混みすぎではないか。ちょっと前に相国寺でも観られたのに(しかも、そっちは釈迦三尊蔵もセットだったんだよ)。ただでさえ暑苦しい絵なのだから、観る環境くらい涼しくありたかったなー。俺が大好きな円山応挙の作品も、大したものは出てなかった。画狂老人卍(葛飾北斎)齢80の西瓜はさすがにすばらしい。

が、いわゆる「大政奉還」以降になると、ガクッとアウラがなくなるのはなぜだろうか。明らかに絵の質が変わっている。まさに美術と工芸の問題が浮上してくるのだ。そのなかで、退屈そうに皇居前広場に佇むブルジョアの女学生と、舟に桜を飾る水上生活者の親子、「階級」という題材を圧倒的な技量で描いた「讃春」を奉った近代人・鏑木清方はさすがであった──という見立てをしたいのだが、実のところはどうなのだろうか。ちなみに、小林多喜二が殺された昭和8年の制作。

ついでに観た常設展のほうが、やはり定番ばかりだからか、とても面白かった。ついに、一休さんの肖像ともご対面できた。


秋葉原に寄った後、再度ガールフレンドと合流。ワインバーにて3人で食事。グラスで3杯、さらにワイン1瓶あける。おいしかったー。